RSS

カテゴリー別アーカイブ: 食レポ

ドイツの春の風物詩

Hallo, Marinaです。最近は暖かい日が続き、大学の敷地内も日光浴をしている学生の姿で溢れています。冬が厳しい分、春や夏に日差しを思いっきり楽しもうという気持ちが今ならよく分かる。花粉症がないということもあり、数年ぶりに平和な春を過ごしています。

そんなわけで、今回のテーマはドイツの春についてです。

個人的にドイツの春といえばweißer Spargel(ヴァイサーシュパーゲル:白アスパラ)のイメージ。実際に4月半ばごろからスーパーマーケットでも見かけるようになりました。春に店頭に並ぶのはドイツ産の白アスパラ。それ以外の時期に見かける白アスパラは輸入物です。
日本ではあまり馴染みのない白アスパラですが、ドイツでは春の代表的な野菜として親しまれています。スーパーでもらってきたフリーペーパーにも伝統的なドイツの春の味覚、と書いてありました。
地域によって呼び方が異なるのもドイツ語オタクには面白いところ。一応ドイツとオーストリアでは男性名詞(der Spargel)、ドイツ南部とスイスでは女性名詞と(die Spargel)なっています。ちなみに前者は複数形がdie Spargel、後者ではdie Spargelnとなります。

スタンダートな食べ方は茹でた白アスパラにSauce hollandaise(オランデーゼソース)、付け合わせに白アスパラ用ジャガイモという組み合わせ。
他にも生のままサラダにしたり(生だとエンドウ豆のような味がするらしい)、シュニッツェルや鮭と一緒に食べたりと、様々な食べ方があります。共通しているのは必ず皮をむくことだとか。
ずっと味が気になっていた白アスパラ、先日ようやく食べてきました!

Featured image

Spargelgemüse(一口大の白アスパラをソースで和えたもの)とBratwurst(焼きソーセージ)。何故か上にイチゴが乗っている。
味は普通のアスパラより甘みが強く、食感もとても柔らかかったです。白アスパラ自体の味が淡泊なので、ソーセージとの相性も抜群。美味しかった。
白アスパラ料理は全体的に値段が高めですが、一度食べておいて損はないかと思います。

さて。花より団子とは言うものの、花も見ておきたいと思うのが日本人の性というもの。
ドイツの春の花と言えばイースター時期に見られるこの黄色い花。あまりいい写真がなくてすみません。
Featured image

イースターの少し後には至る所で黄色い花が満開になり、気分も明るくなります。

数は少ないですが、桜も見ることができます。
Featured image
開花時期は4月~5月ごろ。この写真は4月中旬に撮りました。サクランボ用の桜が多いです。色が白っぽい。

他にもビアガーデンがオープンしたりアイスクリーム片手にサングラスで街を歩く人の姿が増えたりと、春を感じられる点はたくさんあります。
ドイツの長く厳しい冬を乗り越えた後のこのご褒美、思いっきり満喫するぞ!

【今日のドイツ語】
Der Frühling ist da. :  春が来た!

直訳すると、「春がそこにいる」、となります。口に出して言ったことはありませんが……。


↓過去記事にそろそろドイツ語訳を付けたいと思う今日この頃。
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村 外国語ブログへ

 
コメントする

投稿者: : 19/05/2015 投稿先 食レポ

 

タグ: , , , ,

よく分からない野菜を食べてみた:Kohlrabi

Hallo, Marinaです。
昨日はオンラインでの授業登録があり、時間通りにログインしようとしたらサーバーダウンして何度も弾かれて疲れました。まあ、弾かれるのは予想通りでしたが。語学の授業はすぐに席が埋まってしまうので、履修登録は時間との勝負だったりします。今期もドイツ語とイタリア語登録したので頑張ります。日本語にも引き続き顔を出させてもらうつもり。

さて、最近食レポが続きますが今回もタイトルから分かる通り食べ物の話。ネタにしやすいとかそんなことはありませんよきっと
ドイツのスーパーでも色んな野菜が売られていますが、残念ながら日本人には馴染みのないものばかり。ついついいつもジャガイモや玉ねぎやニンジンといった日本でもよく見る野菜ばかり買ってしまいます。だって他の野菜は見た目からしてよく分からないんだもん。名前を見ても理解不能。辞書で名前を引いてもよく分からない。そうして今まで敬遠してきた野菜に挑戦してみよう、というコーナーです。恐らく何回かやります。

記念すべき初回はKohlrabi(コールラビ)という野菜を食べてみます。
名前くらいは聞いたことある方もいるかもしれませんね。見た目はこんな感じ。

Featured image

なんだろうこのラピ○タみたいな野菜。近所のスーパーでひとつ59セント也。
主に食べるのは下側の丸い部分だそうです。葉っぱは炒めたりすれば食べれるみたいですが今回は球根みたいな部分だけ食べます。

Featured image

この部分があまり大きすぎないものが美味しいそうです。私が買ったものは直径10センチくらい。
小さいですが意外とずっしりしています。
見た目は小さいキャベツみたいですが、中身は一体どうなっているのか……。
早速切ってみましょう。

Featured image

うん、白い。周りの緑がかっている部分は皮なので剥いてしまいます。茎や根に近い方は特に皮が固いので分厚めに剥きました。

ちなみにこのKohlrabi、名前からも分かる通りキャベツ(ラテン語でcaulis、ドイツ語でKohl)とカブ(rapum:ラテン語でカブの意味)を足して2で割ったような野菜です。(ドイツ語版Wiki参照)
下ごしらえをしているときは、キャベツというよりほとんどカブに近い印象を受けました。キャベツっぽかったのは見た目だけ。カブと同様、買ってきたら葉の部分はすぐに切り落とした方が長持ちするのだとか。

観察が終わったところで調理にとりかかります。ドイツでは一般的なこの野菜、どうやって食べられているのでしょうか。
そんな時に役立つのがこのサイト、Chefkoch(シェフコッホ:料理長)です。クックパッドのドイツ版といった感じでしょうか。
右上の検索バーにKohlrabiと入れてレシピを検索してみたところ、グラタンやサラダ、煮込み料理、炒めもの、と様々な料理に使われていることが分かります。意外と汎用性が高い。
その中で私が選んだのがこれ。Gebratener Kohlrabi
選んだ理由は簡単だから(苦笑)。あと、シンプルな料理なのでKohlrabi本来の味がよく分かると思ったので。
作り方をざっくり言うと、切ったKohlrabiに衣を付けてフライパンで焼く、これだけです。とっても簡単。味付けは塩コショウのみ。

そして出来上がったのがこちら。
Featured image

Kohlrabiは菜箸が刺さるくらいまで加熱すれば大丈夫です。
正直この時点ではパン粉の匂いしかしないので味の想像がつきません。
初めて食べるKohlrabi、いったいどんな味がするのかと恐る恐る一口。
あれ、意外と甘みがある。キャベツの芯に近い部分をじっくり加熱した時のような。しかもジャガイモみたいなほくほくした食感。でも芋よりは水分があります。
これは美味い。

Kohlrabiだけでも充分美味しいですが、ここで一工夫(?)
Featured image
ハムと一緒に食べると更に美味しい。(食べ始めてから思いついたので食べかけの写真ですみません……)

これは確かに色んな料理に使えそうですね。今度はポトフに入れてみようかな。
Kohlrabi、美味しくいただきました!

【今日のドイツ語】

Paniermehl : パン粉

ドイツのパン粉は粒が細かい。あと匂いがすごく香ばしい。日本でパン粉といえば食パンから作られたもので、粒が粗目のもの。しかしドイツではSemmel(ゼンメル)という固い丸パンから作られたものが主流です。そのため、匂いや食感も日本とはかなり違います。個人的にはドイツのパン粉の方が好きですね。


↓そろそろ白アスパラを食べてみたい。
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村 外国語ブログへ

 
コメントする

投稿者: : 09/04/2015 投稿先 食レポ

 

タグ: , ,

お一人様のイースター

Frohe Ostern! Marinaです。

Featured image
昨日(4月5日)と今日4月6日はOstern(オスターン:イースター)でドイツは祝日でした。写真は毎週行っているコーラスの練習施設に飾ってあったOstereier(オスターアイアー:イースターエッグ)。
日本ではあまり馴染みがないOsternですが、ドイツではクリスマスと同じように大切な行事です。学生もOstenを祝うために実家に帰ってしまったので、今は寮にあまり人がいなかったり。

一人暮らしだとどうしてもこういう家族行事とは縁が遠くなってしまいがち。私もスーパーで売られているOsternのチョコやたまに見かけるOstereierを見て少しだけOsternっぽさを感じたくらい。
せっかくドイツにいるのにこれではもったいない! ということで一人でも楽しめるOsternを求めて街中を歩いてみました(苦笑)。
そこで見かけたのが様々な種類のパン。ドイツはパンの種類が豊富なことで知られていますが、Ostern用のパンもかなり充実していました。
私が実際に買って食べたものを紹介します。

Featured image
まずはスタンダートなものを。その名もOsterbrot(オスターブロート:イースターのパン)。おそらくOsternのパンの中で一番代表的なパン。
私が食べたのは小さ目の丸パンですが、パン屋さんではもっと大きなもの(全長30センチ近いもの)も売られていました。
生地にはナッツやドライフルーツが練りこまれており、食べ応え満点。ふわふわした生地とナッツの香ばしさや歯ごたえがたまりません。ドライフルーツの素朴な甘みも、くどくなくて美味しい。
砂糖でアイシングを施したタイプのものもあり、そちらはもう少し甘みがあると思います。

Featured image
こちらはOsterbrezel(オスターブレッツェル)。Brezelといえば固めでしょっぱい、ビールのおつまみといったイメージがありますが、Oster仕様のものは全く違いました。まず生地が違う。しっとりしたクロワッサン、という表現がしっくりくるような、どちらかと言えば菓子パンに近い甘みのある生地。砂糖のコーティングと、練りこまれた卵のクリームがさらに生地をしっとりさせています。一口かじると、口の中に優しい甘みとレモンの香りがふわっと広がります。これはかなり好きな味。

Featured image
Osternと言えばうさぎだろうと言うことで、こちらはうさぎの形のパン。Springenhasen(シュプリンゲンハーゼン:飛び跳ねるうさぎ)という名前で売られていたと思います。ホワイトチョコっぽいコーティングは表面のみ。裏側にはコーティングはありません。
パン自体は少しサクサクとした食感で、ヨーグルトっぽい風味がありました。カニパンを食べたときの食感に近いと思います。
甘みはOsterbrezelより控えめといった印象。ぺろっと食べてしまいました。

Featured image
もう一つうさぎのパンをご紹介。Hefeteighasen(ヘーフェタイクハーゼン:イースト生地のうさぎ)という名前のパン。
味は一般的なパンとほぼ同じ。目の部分はレーズン、白い粒は砂糖です。大きさはそれほど大きくないのですが、それでもかなりのボリュームがありました。しかしやはり美味しいので、気が付いたら食べ終わっていました。

他にもたくさんの種類のパンがありましたが、私が買い集めたものは以上です。
何せパン屋さんごとに違ったOsternのパンが置いてあるので、とても食べきれない。
1人で過ごすOsternは、ぜひパンの食べ比べに挑戦してはいかがですか?

まあそんなわけで自分なりにOsternを楽しんでみようと色々やってみたわけですが、やっぱり何か物足りない。
Ostersonntag(オスターゾンターク:イースターの日曜日)は友人とサッカー観戦に行っていたのでOsternらしさは何もなく。
ちょっと寂しいなーと思って帰宅すると玄関前にこんなものが。

Featured image

え、待って、これはOstrenの時に庭に隠して子供が見つけるというあのOsterkorb(オスターコルプ:イースターのカゴ)では!?
実はいつもお邪魔している日本語教室の生徒さんが旦那さんと一緒に作ってわざわざ持ってきて下さったのです。しかも”Frohe Ostern!”と書かれたメッセージカード付き。ありがとうございます。その時に限って不在で申し訳なかったです……。3月末の授業後に私がOsternの過ごし方について質問した時に、「じゃあ実際に見せてあげるよ」と言って下さったので差出人はカードを見なくてもすぐに分かりました。
それにしてもこれは本当に嬉しい。

ちなみにこの籠の中身は卵型のチョコレートとうさぎ型のチョコレート、青とオレンジのものはペイントされた本物の卵です。
草はなんと本物。
Featured image
土も入っているのでもしかして水をやれば育つのかな……?

おかげで忘れられない素敵なOsternを過ごすことができました。留学してからは特に、人の温かさに触れっぱなしです。

【今日のドイツ語】

Frohe Ostern! : イースターおめでとう!

読み方は「フローエ オスターン」。Osternは「春分後の最初の満月のあとの日曜日」(小学館『独和大辞典』電子版より)なので、毎年日付が変わります。来年2016年は3月37日だそうです。来年はみなさんもこの言葉を使ってお祝いしてみてはいかがでしょう?


↓長かった休暇もそろそろ終わり。明日は授業登録しないと。
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村 外国語ブログへ

 
コメントする

投稿者: : 07/04/2015 投稿先 食レポ

 

タグ: , , ,

Milchreisに挑戦してみた

Hallo! Marinaです。
突然ですが皆さん、Milchreis(ミルヒライス)ってご存知でしょうか?
直訳すると「牛乳米」。牛乳と米という組み合わせに大半の日本人は「えっ!?」と思ってしまうでしょう。給食の定番の組み合わせですが私は米を牛乳で流し込むのはNG派でした。給食では、まず牛乳を飲み切ってからおかずやご飯を食べていましたとも。……っと、いけない、ついつい話がそれてしまった。

牛乳と米。これを一緒にしてしまった食べ物がMilchreisです。
知人曰く「米への冒涜」との悪名高いこのMilchreisに、初挑戦してみました。はい、今回は食レポです。
これだけは絶対に食べたくないと思っていましたが……。最近暖かくなってきて気分がうきうきしていた所為か、「ブログのネタにすればいいや」と気付けばスーパーのベルトコンベアーの上にMilchreisを置いていました。一体どうしてしまったんだ自分。

そんなこんなで買ってきたMilchreisがこちら。

Featured image

200g入りで29セント。安い。

ちなみにMilchreis、本来は温かい食べ物です。しかもデザートではなく主食扱いになることも。
流石にいきなり主食並の量を食べるつもりにはなれなかったので、味見のつもりで今回はこの冷たいデザート系Milchreisに挑戦。

チョコレート味、と書いてあったので中身もチョコレート色なんだろうな、と思って開封。

Featured image

あれ、真っ白。チョコレートどこ行った。
ヨーグルトみたいにどろどろした感じかと思いきや、意外にも中身はしっかりしていて若干弾力があります。ムースみたい。

では、早速一口目を……。
おそるおそるスプーンですくってみると、何ということでしょう。

Featured image

中からチョコ出てきた……!
しかも量が尋常じゃない。下半分がほとんどチョコレートソース。
最後だけ甘くなるのは嫌なので即混ぜました。最初の白さはもはや見る影もなく、全体がチョコレート色に。
さて、見た目がひと段落ついたところで味を確かめてみましょうか。

最初に思ったこと。
……これは米を入れる必要があったのだろうか。
味は思ったよりは不味くなく、甘いデザートとして普通に完食することができました。この前食べたクリームたっぷりチョコレートプリンに味が似てる……というかほとんど同じ味。
ただ、やはり違和感を感じるのが米。
芯が残っていて、柔らかさはあまりありません。米は日本米に近い、短くて丸い種類(Rundkorn Spitzenreis)なのですが、粘り気や日本米のような甘みはありません。さらっとしてる。
つまり米の味はなく、ただ固めの食感だけがある。
あくまで私的見解ですが、これは米を入れない方が美味しいと思います。
まあ、本当は温かくして主食にするものなので、米を入れないとボリュームが物足りないというのは分かりますが……。
しかしこんなに甘いものをよく主食にできるなあと思ってしまう、お米の国から来た日本人。

結論:食べきれないほど不味くはないが好んで食べたくなるほど美味しくもない

味が気になった方は、是非ドイツに来た際にお試しあれ。
味の感じ方は人によって違うので、この記事は参考程度にしておいてください。

Milchreisとして食べると日本人には受け入れがたいこのお米ですが、実は日本米と同じように炊いて食べればそれなりに美味しかったり。
米の形は日本米とほぼ同じですし、水加減も同じくらいでOK。そんなわけで、Milchreisのお米には日頃からお世話になってます。500g入りで45セントという破格の安さ。
もうひとつ、リゾット米(Riso Reis)も日本米の代わりにできます。しかも米の香りがあってMilchreisより美味しい。
もちろん日本米が一番ですが、ドイツでも米生活は可能です。主食は米派の方もご安心を。

【今日のドイツ語】

das Hauptnahrungsmittel : 主食

辞書を引いても意外と出てこない「主食」のドイツ語訳。ドイツ語ウィキのReisをざっと読んでみたところ、Hauptnahrungsmittel(ハウプトナールングスミッテル)と書いてありました。hauptは「主要な」、Nahrungsmittelは「食品」という意味。もっと分解するとNahrungは「栄養」、Mittelは「手段」です。
ドイツの主食と言えばジャガイモ、パン、パスタ。特にパンはかなり種類が多く、歯ごたえがあって美味しいです。


↓ドイツは今日から暦の上では春。日食中は気温がぐっと下がりましたけどね。
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村 外国語ブログへ

 
2件のコメント

投稿者: : 21/03/2015 投稿先 食レポ

 

タグ: , , ,

クリスマスの飲み物と言えば【22.12.2014追記】

Hallo, Marinaです!
先日はニュルンベルクのクリスマスマーケット、満喫してきました。流石に有名なだけあってたくさん人がいました。どれくらいたくさんいたかというとコミケ会場くらいたくさんいました(わかる人にはわかる表現)。日本人の姿も多く、やっぱり人気なんだなー、と実感。

さてさて。今回はそんなクリスマスマーケットでよく目にする飲み物について。

一番有名なのは、やはりGlühwein(グリューワイン)ですよね。
香辛料の入った温かいワインです。普通は赤ワイン。どこかには白ワインのものもあるとか。
私はアルコール苦手なので飲んだことはありませんが、かなり体が温まるそうです。流石アルコール。
しかし一つ注意。このGlühwein、外にいる時はアルコールが回りにくいのですが、室内など温かい場所に行くと一気に酔います。だからGlühweinを飲んだ人は運転してはいけないのだと現地のドイツ人が言っていました。Glühweinを飲まれる際は、このことを念頭に置いておくと良いと思います。

他にもクリスマスマーケットでは色んな飲み物を目にします。冷たいソフトドリンクもありますが、そういうものは大抵スーパーで買えるので省略。
温かい飲み物を、いくつかご紹介します。

Kinderpunsch(キンダープンシュ)
ノンアルコールのGlühwein。Kinderは子供という意味なので、もちろん子どもでも飲めます。私はクリスマスマーケットでは大体こればっかり飲んでます。
味はGlühweinとあまり変わらないそうですが、こちらの方がかなり甘め。温かいブドウジュースみたいな感じです。
アルコールが苦手だけどGlühweinの風味を味わってみたいという方におすすめ。

Heiße Kakao(ハイセ カカオ)
おなじみホットココア。生クリーム入りのもの(mit Sahne)となしのもの(ohne Sahne)が選べます。
コクがあって美味しい。ドイツ語ではココアのことをKakao(カカオ)と言います。

Glühbier(グリュービール)
Glühweinのビール版。あまりポピュラーではありませんが、ミュンヘンのクリスマスマーケットで飲めるとか。
温かいビールに香辛料が入っています。これを教えてくれたドイツ人は美味しいと言っていましたが、未知の味。ミュンヘンで見かけた際はぜひ挑戦してみてください。
追記:ドレスデンのクリスマスマーケットでも発見しました。Glühweinより量が多く、0.25Lでオリジナルのジョッキに入って出てきます。

クリスマスマーケットの楽しみの一つが各地で異なるデザインのマグカップ。
その年のその街でしか買えないので、ついつい集めたくなってしまいます。
このマグカップはPfand(プファンド=テポジット代)に含まれており、飲み物の値段+Pfandで購入します。
飲み終わった後、カウンターでカップを返すとPfandが戻ってきます。Pfandは大体2~3ユーロ。
マグカップの他に耐熱グラスもあります。でもこちらは割れやすいので持ち帰るときは注意した方がいいかも……。
クリスマスマーケットを訪れる際には、マグカップを持ち帰る用の布や袋を持参することをおすすめします!

【今日のドイツ語】
Ich möchte… : ~が欲しいです。

注文するときによく使う一言。Ich möchte Glühwein.(グリューワインが欲しいです)、のように使います。
ドイツ語で注文すると、店員さんも喜んでくれますよ!


↓いつも投票ありがとうございます!
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村 外国語ブログへ

 
1件のコメント

投稿者: : 11/12/2014 投稿先 食レポ

 

タグ: , , , , ,

ドイツカレーは果物と

Hallo, Marinaです!
先日こちらの寿司バーに行ってきて変わり種のお寿司を食べてきました。日本では見ないネタばかりでしたが、意外と美味しかったです。

そんなわけで皆様お待ちかね、ドイツからの食レポをお届けします!
今回はドイツのカレーについてです(寿司じゃないのか)。

カレーといえばライス! というのが日本人の本能(?)だと思いますが、当然ドイツではそれが通用しない。
ドイツで……というか日本以外では通用しないでしょう。カレーライス。今すごく日本のカレーが食べたいです。
どれだけ日本と違うのか。この写真を見ればお分かりいただけると思います。

Featured image

なんかすごく黄色い。そして野菜はいずこ。
ゴロゴロ野菜の代わりにゴロゴロ豚肉。そして香辛料の嵐。
食べた感じとしてはスープカレーに近いです。付け合わせはマカロニやジャガイモがありました。ジャガイモはこちらでは主食なのでカレーの具にはならないみたいです。
そして一番驚いたのはこのカレーの名前。
ずはり、Ananas-Curry(パイナップルカレー)
……え、パイナップル? なんとドイツのカレー果物入りのものが多数あるのです。パイナップルはまだ序の口。
見た目だとカレーの色に同化して分かりにくいですが、小さく切ったパイナップルがたくさん入っていました。
でもこのパイナップル、結構カレーと合うんです。
先ほど香辛料の嵐と表現しましたが、このまま食べるとちょっと刺激が強い。まあ、私が辛い物苦手なせいもありますが。
そこでパイナップル。これと一緒にカレーを食べると刺激が緩和されてちょうど良くなります。
日本でもカレーにすりりんごとか入れますし、それと同じ感覚なのでしょうか。

続いてのカレーはこちら。今度は米が一緒。

Featured image

その名もBanana-Zucchini-Curry(バナナ・ズッキーニ・カレー)
はい、今度はバナナが入っています。黄色くて目立ってるやつはズッキーニです。バナナはほとんどつぶれて入っているので注意して見ないと気づきませんでした。
こちらも味はパイナップルカレー同様香辛料が利いています。バナナと食べるとやっぱり丁度いい。
米の感じは日本米とは違いパサパサしています。カレーライス、というよりはカレーリゾットと言った方がピンときます。
でもカレー自体にとろみはないので、米と別々によそってもあまり味が絡まないかもしれません。このカレーみたいに最初から一緒に煮た方が良さそう。

上記の2品はどれも学食で食べたものです。こういうものを出すのはうちの学食だけなのかなーと思いましたが、そんなことはなかった。
1ユーロショップ(ドイツ版100均)で売っていた料理本にはAprikosen-Curry-Schnitzel(アプリコットカレーソースのカツレツ)というレシピが載っていました。(大きく切ったアプリコットがカツレツの上にこれでもかと乗っている)

散々書きましたが、カレーに果物、私はアリだと思います。普通に美味しいです。
日本のカレールーはもともとリンゴとか入れて甘味が強いものになっているので、カレーに果物というと変わり種という感じがします。しかしドイツのカレーは香辛料をたくさんブレンドして作る、インドカレーっぽいもの。果物入りカレーは、私のような甘口派には、とっても優しい仕様になっているのです。

【今日のドイツ語】

Guten Appetit! : 召しあがれ!

飲食店で店員によく言われる一言。使い方としては「いただきます」にも似ていますが、大抵は食事を提供する側が言います。
言われた時にはDanke!とお礼を言いましょう。もし友人知人と食事に行ったときに仲間内で言われたら、同じくGuten Appetit!と返すか Danke, gleichfalls!(ありがとう、あなたもね!)と言ってみましょう。


↓いつも投票ありがとうございます!
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村 外国語ブログへ

 
コメントする

投稿者: : 19/11/2014 投稿先 食レポ

 

タグ: , , , ,